遺品
①死者の残したもの「父のー」
②落し物、遺失物
(大辞林より)
亡くなった方が生前大切にしていたものを片付ける・・・
これには抵抗のある方もいると思います
ーー思い出がある
ーー亡くなった方への思いがある
など。。。
遺品整理を引き受けて
私が感じたのは
[ 無理に整理を始めなくていい
けれど
残った方が人生をどう生きるかの方が大切 ]
ライフオーガナイズの作業は
一つ一つ丁寧にモノを分けていきます
「これは、残しておきたい」
「これは、使う人が居ないから手放せる」
持ち主のいないモノを
これから使ってくれる人の元へ旅立たせるか
それとも
思い出した時に見たいから残すか
ご自身で判断するために
私がいます
隣でそっと
「これはどうですか?」と。

2年前に父が他界しました
当時は、突然でしたので
なかなか気持ちの整理がつきませんでした
特に母は。
そんな日々が過ぎていく中で
父が気に入ってきていたジャケットや
父が気に入って被っていた帽子に
埃がかぶっていくのを見る方が
私には辛い
もしかしたらこのジャケットを着て
楽しい思い出を作る人がいるかもしれない
この帽子だって、、、
と思うけれど
父の匂いが残っているうちは
母は手放せないでしょう。
今はそれで良いと思っています。
気持ちの整理ができて
自分の人生を生きよう!と思えた時に
モノたちも次の場所へ行けたら。と。

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